現在では、パソコンやスマホなどに繋いで使用するプリンターは、家庭に1台という時代と言っても過言ではありません。スマホやカメラで定期的に撮影した写真を大判に引き伸ばしてプリントアウトする方法から、従来どおり書類を大量にプリントするなど、使い方は人によって様々です。ただ、継続して利用しているとどうしても機器のトラブルが起こりやすくなります。最悪故障を起こしてしまい、再度利用するためには修理に出す必要がでてくることもあります。
特に起こりやすい印刷機のトラブルの一つが、使用しているインクが詰まりを起こしてしまい綺麗に発色することができなくなったり、色が滲んでしまうなどの状態を引き起こしてしまうことです。この場合、原因を正しく把握して早急にメーカーに修理に出す必要があります。
正規品を利用使用している方のみ保証が受けられる
自宅にプリンターがあるというご家庭は多いですが、普段から頻繁に使用しているという方もいれば、一年に一度年賀状のシーズンのみ使用しているという場合も少なくありません。しかし、長期間使用していない場合は、中に入れっぱなしになっているインクは再度使用した時に詰まりやすくなり、機器の故障を引き起こしてしまう危険があります。
通常は定期的にプリントアウトをすることにより、機器内で詰まりが起こらないように気を付けることができます。しかし、普段は使用しないという方はどうすればいいのでしょうか。久しぶりに使おうとしたら正常に使えなくなっている場合、何度かクリーニングを行いましょう。それでも通常に使用できない場合は、正規メーカーの保証期間であれば問題なく修理を受けることができます。
ただ、これは正規商品を利用した場合にのみで、安価な互換製品を利用して故障した場合は、修理が受けられない可能性がありますので注意しましょう。
互換商品のメーカーがサポートしてくれる場合もある
市販されているインクには、純正品と互換品の二種類が販売されています。互換品は純正品に比べてリーズナブルな値段が大きな特徴ですが、使用していく上でまれに液漏れが起こってしまうなど、純正品に比べると品質があまり高くないことがデメリットとなっています。ただ、私用で使用する分に関しては十分対応できます。
また、万が一互換品を利用してプリンターの故障を引き起こした場合は、メーカー側から修理を断られる可能性が高いので、どうしても利用したい場合はリスクを把握して利用することが重要です。ただ、一部互換品を販売しているメーカーによっては、メーカーの修理保証である3年間以内であれば、代わりに修理サポートを行ってくれる場合もあります。そのため、実際に使用できなくなって処分をする前に、使用した互換品を販売しているメーカーをチェックしてみることをおすすめします。